なぜ勉強をしなくてはいけないのかと、子供に聞かれてすぐに答えられる親は多くないと思います。なぜなら、親もわからずに子供時代を過ごしてきて、大人になって気が付いて後悔という人が多いのではないでしょうか?
「なぜ勉強しなくてはいけないのか」と聞かれたら、勉強する理由を一緒に考えてあげてください
お父さんはこう思うよ、お母さんはこう思うよと子供と向き合ってあげてください。
これからの人生において必ず、どちらの道に進んだらよいかの節目の時期がやってきます。その時に、いま勉強をして視野を広げておくことで、選択肢の幅を広げることが出来るのではないでしょうか?
ちょっと難しい話になりましたが、スポーツや芸術の才能が、開花されている子供たち以外はこれから先に自分にはどんな才能があるかわかりません。その時に、どれでも選べますよという力をつけておいてあげてほしいのです。
勉強する意味を伝えよう
大人が、子供に伝えてあげることは、勉強すると自分のレベルを上げることができるという事です。
人にやらされるのではなく、自分から行動することが勉強なのだと教えてあげてください。
誰でも勉強すれば、確実に力がついてくるので、今までよりも毎日が楽しくなります。
出来なかったことが、出来るようになるのだから楽しくないわけがありません。そうして、出来るようになればそれを誰かに教えたくなりますよね。
例えば、野球がうまくなったら誰かに見てもらいたい,ピアノがうまく弾けたら誰かに聞いてもらいたい,英語や数学、理科などが得意になったら、海外に一人で旅行ができたり、いろいろな職業に就くことが出来ます。
勉強することで、自分や他人の幸せにもつながりますし、勉強する人としない人では、現実問題として大人になってからの年収が違ってきます。
学歴社会ですから、中学生なら知っていてもいい事実です。
このように、いろいろな「勉強する理由」を伝えることで、子供たちは自分で考えます。
勉強する意味が分からずにただやれと言われるよりも、自分で納得した子供は、勉強するという
モチベーションが違ってきます。自分から取り組まない限り勉強はできるようにはなりません。
時間がかかっても取り組んでいれば、必ず結果は出てきます。この体験を子供の時から経験させてあげてほしいです。
勉強は子どもの興味、関心を引き出すことから
子供は、本来何にでも興味を持って生まれてきています。しかし、親にとってその子が何に1番関心を持つかはわかりません。
小さい頃に何かに熱中した経験のある子供は、学習意欲が高くなり、将来、高学歴になりやすいという話を聞いたことがあります。
興味や関心を持つと子供は、大きく成長します。なぜなら、興味関心を見つけると「知りたい」「できるようになりたい」という気持ちによって、物事を前向きに取り組み、自主性が出てきます。どうすればもっとうまくできるかの試行錯誤を繰り返えし、繰り返すことで最後までやり抜く力や忍耐力が身に付きます。
子供の興味、関心を引き出すには、きっかけが必要です。子供は自分から進んで好きなことを見つけて掘り下げていく訳ではありません。あくまでも、きっかけは周囲の大人が作ってげるものです。たくさんの体験をした中から、自分に合うものを選んで深めていくことが大切です。どの体験が子供の心に刺さるかは、子供の性格によって違います。
きっかけとなるのは、心が動くこと、感動することです。「すごい」「楽しい」などの感動の体験が「もっとやってみたい」「もっと知りたい」という気持ちが知的好奇心を育てます。子供は、何かに熱中することで大きく成長します。自主性や学力、忍耐力が高まります。興味関心を持つことで、知っていることを増やして、自分の中の世界を豊かにしていくことができるのです。
子どもの興味、関心を引き出すことで結果、勉強を進んでやれる子になるはずです。
勉強は応援が必要
「何を勉強するか」を成長していく過程の中で見つけていくときに、学校の勉強が基本となります。
学習は、まなびならうことから勉強は、無理にでも努力してはげむことに変わっていきます。だから、勉強は、辛いものなのです。辛いからこそ誰かが手伝ってあげる必要があります。
実際に勉強するのは子供自身です。まわりは応援することしかできません。スポーツでも応援されると頑張れるように勉強でも応援されると頑張れるのです。
勉強が好きな子とキライな子の違いは、楽しいか楽しくないかによると思います。スポーツでも芸術でもできれば楽しいし、出来なければ楽しくないのではないでしょうか?
それと同じで勉強もわかれば楽しく好きになりますが、わからなければ楽しくないので、キライになりますよね。
勉強のやる気は、親が一緒に考えてあげるものなのです。「うちの子は、出来ない」と諦めてしまわずに、一度お子さんと一緒に勉強をしてみてはいかかでしょうか。
勉強は家庭学習の習慣づけが大切
家庭学習は勉強のスタートなので、最初は親の役目として、習慣づけをしてあげましょう。しかし、だんだん教えられなくなりまよね。そうなったときにはプロの人に手伝ってもらうことも大切です。勉強は、スタートをしっかりと固める必要があります。自分できちんと走り出すように見守ってあげてください。
勉強方法として塾や家庭教師、通信教育などが考えられます。
塾が向いている子、家庭教師でワンツーマンが向いている子、通信教育で自分でやれる子など様々です。どんな方法でも子供に合った方法を選ぶことが一番の近道です。
まとめ
なぜ?勉強をしなければならないのか!についてまとめてみました。子供は、勉強するのが当然って思われがちですが、現在の世の中では大人になってからも勉強は必要ですよね。世の中の動きに対応していくには何かしら学び続けていかなくてはなりません。子供のうちから勉強の大切さややり方、習慣をつけてあげるのも親の役目だと私は思います。
今は、周りを見渡せばいろいろな方法で勉強ができます。活用しないという選択肢はないでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。